夢が破れないように。

今週末は
ずっと雨が降り続いていて
3月の外気は少し荒れていた。

食卓の片隅にいつも置いてある
透明なガラスの器の中に
4,5個残っている
小さいチョコを一つずつ
つまみながら

毎度日曜日の密やかな夜を
のんびり過ごしていたりして。

遠き山々の
ある一つの風景で
いつもの夕暮れが沈む。

森の木々の間から漏れる
煌びやかな斜光に

何もかもが
すっかり溶け込んでいく
そんな感触に憧れながら

日常の世話しなさにも

夢が破れないように

そっと

夢が破れないように

あの麓の
白い土が敷かれた
坂の上から
もう一度始めたいような

そんな幻影満載の夜。

コメントを残す