かつくら アトレ上野店

【訪問日時】9/3(日)15時頃

かつくらとんかつ

 上野駅中央口改札を出てアトレ上野の東側のエスカレータで2Fへ上がり、エリア内真正面突き当りにあるとんかつの専門店。ランチタイムが夕方5時までで十分間に合った。麦とろの定食でヒレカツを頼む。肉量120gと80gが選べるようで、この日の外食1500円以内と限られた予算から80gに即決。結果的にとろろの量がかなり多いので80gで充分だった。

 胡麻を擂る身振りは『とんかつ浜勝』で長年何度となくこなしてきて、いつも思うのが擂った胡麻をとんかつに直接かけるのか、もしくは擂られた胡麻が入った小さい擂り鉢にソースを投入して、それにとんかつをつけて食べるのかを迷ったりする。とんかつが網の上に乗って出てくるので、胡麻をかけてしまうと網の下に落ちてしまうので、後から拾うのが大変だから直接かけるのはどうかと思ったが、ただどうしても擂り鉢にドロッとソースを流し込むことに実は些細な抵抗があって。それはやはり胡麻を納得するまで擂ったあとは擂り鉢の役目は終わりという感覚が強く、お役御免の擂り鉢は擂り粉木と一緒に下げられるべきだと思うのだ。そうなると擂り鉢にある擂った胡麻は小皿に盛るしかない。その小皿にソースを流し込むとしよう。

 胡麻の香りが溶け込んだソースにとんかつをつけてひと口。衣がサクっときて、すぐにやわらかい肉の歯ごたえが口の中に広がると、とんかつの美味さ、豚肉のビタミンB1の神秘を伴う力強さが身体全体に漲ってくる。さらに黄身がど真ん中に浮かぶ麦とろを掻き混ぜてご飯の上に被せるように盛り付ける。すかさずソースを塗したとんかつを頬張るごとにご飯を一気に掻き込む。麦とろの淡泊さの中に薄ら甘みを感じながら、とんかつとの調和を口の中で見出すように味わってゆく。

 特筆すべきは実は具沢山の味噌汁で、白味噌を使っているところがうれしい。質の高さではとんかつチェーン店では随一とも言えそうである。恐縮ながらかなり贅沢なことを言わせてもらえれば、赤味噌と白味噌をどちらか選べればもっと嬉しいかもしれない。つまり一杯目は白味噌、二杯目は赤味噌というように。漬物も実質食べ放題、キャベツもサラサラときめ細かな切り口は箸で摘まんだ時の軽さが繊細で食べ安く盛り付けされている。スタッフの一人が、おかわりはどうですかと尋ねてきた。ありがとう。ごはんと味噌汁のおかわり、キャベツのおかわりも遠慮なくお願いさせていただこうではないか。

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